切迫早産と診断されてついに入院になりました

出産

妊娠してから37週1日目、ついに出産しました。

妊娠7ヶ月目のはじめから切迫早産と診断され、張り止めの薬を飲みながら通院していました。

通院中の記事はこちら→切迫早産と診断されて2ヶ月たちました

そして臨月(妊娠10ヶ月目)まであと2週間!というところでついに入院することになったのです。

入院中は24時間点滴でベットの上で絶対安静。トイレと食事以外は起き上がるのもダメと言われました。

今回は入院中にメモを残していたのでそちらを振り返ってみようと思います。最初に言っておきます。入院生活辛い!

 

33週6日目(入院1日目)

診察に出かける前に自宅で足がしびれて尻もちをついてしまった。尾てい骨は痛いけどお腹に痛みはなし。出血や破水らしきものもなし。今のうちに病院へ!ということで病院に。

いつもどおりの子宮頚管の長さチェック、モニターチェック、長さチェック
結果27ミリ、28ミリ。3分ごとに強めなはり。
あと二週間だから入院した方がいいといわれそのまま入院になった

二人相部屋にしてもらい、病室に到着すると点滴の針をさしてモニターチェック。
ウテメリン量徐々に増やして最終的に120というマックスの投与になる。

寝転がったまま入院手続。
点滴の副作用で手が震えて起き上がると動機がすごい。やすみやすみ出してもらったご飯を完食。自分でもこの食い意地はすごいと思うくらい体調は悪かった。

仕事終わった夫が荷物持ってきてくれる

午前中に今月提出の請求書が残っていたので終わらせてきてよかった。何か予感があったのかもしれない。けど不安要素がなくなったので安心して入院できる。
あとはお金の面だけ…

もともと予約していた診察の日に、自宅の布団の上で足が痺れて尻餅をついてしまいました…。何事もなくて本当によかった。この日までは自分で車の運転をして産婦人科に向かいました。

今までは40分のモニターチェックの間に子宮頸管の長さが回復することが多かったのですが、今回は安静にしていても 30mm以上にならないということで、そのまま入院することになりました。全く張りがなければ、この長さでも自宅安静のままでいけたそうですが、なんといってもずっと張っているのでいつ急に子宮頸管が短くなってもおかしくないとのこと。先生の話が終わるとそのまま車椅子にのせられて病室に行きました。

34週0日目(入院2日目)

いつもどおり深夜1時半に覚醒。
それから眠れず朝7時に検温と血圧の測定。
8時朝ごはん。夜中空腹でぐうぐう鳴っていた。
10時ごろからモニターチェック。張りほとんどなし。
12時お昼ご飯
14時検温と血圧測定
17時診察、子宮頚管40ミリ!
お腹に少しチクチク痛みがあったので血液検査。とくに異常はなし
シャワーOKもらったけど時間が遅くて看護師さんが少なかったので明日のお昼に入ることにした。
18時晩御飯

とにかく食事が多い!食べたあとお腹がはちきれそう。でも完食。来週の妊婦検診で体重どうなっているのだろう…

恥骨が痛いと伝えると、横向きで寝てるから少しズレて痛みがあるのかも、と。抱き枕とかを足の間に挟めるといいといわれたので、抱き枕を持ってきてもらった。

そして一日ベッドの上で安静にしているのがツライ!!!暇で暇でしょうがない!
家にあって、読んでない漫画や小説を持ってきてもらった。何日かは暇潰れそう

入院2日目。安静にしておかなければならないので1日がすごく長く感じます。楽しみは食事の時間くらいです。病院とはいえさすが産婦人科。ご飯の量が結構多い!家で食べる量の2倍近くあって下手をすると食べきれないくらい。本当にこの量を食べて太らないのか心配でした。

子宮頸管は40ミリと回復していたものの、一度切迫早産で入院してしまうと36週まで退院できないということで…入院生活は続きます。

外が見えない部屋でベッドに寝たっきり、一週間誰とも会話がなくて週一のシャワー。入院生活苦痛じゃないですか??って同室の人に言われたけど…

あれ、在宅で一人暮らししてるときこの生活普通にしてたから全然苦じゃない…

辛いのは点滴差しっぱなしでトイレに行くのが大変なことくらい。むしろ健康的なご飯がお腹いっぱい食べれて体調管理もしてもらえて快適。

点滴の副作用もそこまでなく、もともと在宅で仕事をしていて引きこもり生活に耐性がある私にとって、入院生活はさほど苦痛ではありませんでした。ご飯も美味しいし、なかなか快適です。心配なのは夫が家で1人なのが寂しそうなことと入院費がいくらかかるのかということのみ。起き上がれないのでパソコンが使えないのが辛いくらいです。
34週2日目(入院3日目)
朝6時過ぎから張りを感じるのでカウントすると3分に一回。
7時の検温の時に伝えると薬を飲んでる状態での張りはあってはいけないのでその時にナースコールしてくださいも言われる。
7時過ぎにモニターチェックスタート。
やはり張りがあるので今までのウテメリンという点滴に加えてマグゼントという点滴を追加。
ウテメリンの副作用は手の痺れと動悸なのに対して、マグセントは顔の火照り、目の焦点が合わなくなるなど。
長期使用は母子共によろしくないので今までより管理が厳しくなるもよう。一日の飲んだ水の量とおしっこの量を記録するようになった100で20分
10で15時まで
15時から15
21時モニター
弱いはりがまだあるものの15のまま
入院1日目からウテメリンという点滴をマックス量投与しているにもかかわらず、お腹に張りを感じはじめました。モニターチェックをすると張りが確認されたのでさらに点滴が追加されました。10とか15とかいう数字は点滴の落ちる速度です。飲んだ水の量とおしっこの量を記録しなければいけないので、500mlの水を半分飲むごとに250mlと記録して、おしっこの量はトイレにいくたびに持ってきてもらった計量カップに採取して記録します。そしてそのあと計量カップをすすぐのでトイレに行くのがものすごく面倒でした。
血管が痛くてねれない
大量におしっこが出る
トイレに歩いていくのがフラフラする
2時間ごとにトイレにいって尿を出してたら副作用すくなくなった
ウテメリンの副作用の手が震えるのもなくなった
マグセントの副作用で、点滴が入ってくるところがズキズキ痛くて眠れませんでした。痛い場所を手やカイロで温めると和らぐらしいので針をさしてる部分を反対の手で押さえて温めてみると、すこし痛みが和らぎました。
34週3日目(入院4日目)
リトドリンもマグセントも副作用になれてきた。
手の震え、動悸 なし
顔の火照り ほぼなし
反射 正常
唯一血管痛がかなりいたくて地団駄するくらいだけど、温めるといいと聞いて、痛みが出だしたら右手で温めるようにしたらよくなってきた。
夜中にはほとんど痛みなし
喉の乾きはあるけど、おしっこの頻度、量は通常に近くなってきた
ずっと点滴を打っていると副作用にも慣れてくるようです。そしてこうなってくると暇な時間をどうつぶすかが問題になってきます。テレビは見放題だったのですが、なにせ宮崎県はチャンネル数が少なく、しかも平日の昼間、新型コロナウイルスと芸能人の不倫のニュースばっかりで面白くありませんでした。
34週4日目(入院5日目)
一日中寝ていた
血栓予防のため夕方から加圧ソックス着用開始
夜顔がほてる
血管痛はあまりなくなった、たまに痛いくらい
病室での生活にも慣れてきて、ぐっすり眠れるようになってきました。
ずっと横になっていると血栓症を起こしてしまうことがあるらしく、看護師さんに加圧ソックスを履くように指示されました。その場で購入。1000円。
34週5日目(入院6日目)
血圧が高くなってきていると言われた
マグセントをやめたら一気に妊娠高血圧症候群になるかもしれない
もしなったらまた入院してテレビ禁止、蛍光灯も禁止の病室になるそう。
恐ろしい明日のお昼の食事から減塩のランクをあげてもらうことにした
ここで切迫早産とは別に高血圧のリスクがでてきて注意するよう言われました。妊娠高血圧症候群になると母子共にリスクが高まります。管理入院での生活もさらに厳しくなり、刺激を与えないために真っ暗な部屋でテレビ、スマホ禁止。音楽は可。の入院生活を送ることになると看護師さんに言われました。毎回血圧が130くらいになってしまったので、とりあえず食事を完全に減塩にしてもらうことにしました。
34週6日目(入院7日目)
朝方お腹の張りがあったので、点滴の交換に来てもらったときに報告。モニターチェック後マグセントを20に。
またちょっと顔がほてる今日は妊婦検診。エコー楽しみ子宮頚管3センチ
張りは弱まったけどもあいかわらずある
赤ちゃんの肺を成長させる注射をお尻に打った。痛い
張りがあるのでお風呂はあきらめる背中と腰が定期的にズキズキ痛い
点滴の副作用に慣れてくると効き目もあまりなくなってくるのか、また朝方定期的なお腹の張りがでてくるようになりました。マグセントの量が増えました。投与できる最大量のようです。
楽しみにしていた妊婦健診の日で、4Dエコーを撮ってもらいました。赤ちゃんは元気そうです。推定体重がすでに3,000g超えていました。早産で生まれた赤ちゃんは肺の機能が完璧じゃないことがあるそうで、胎内にいる赤ちゃんの肺を成長させるホルモンという注射をお尻に打ってもらいました。インフルエンザの予防注射みたいな感じでした。注射を打って数時間後、私の腰から背中にかけてがビリビリ痛みはじめ、呼吸をするのがつらいほど痛くなりました。看護師さんに報告すると心電図を撮ってくれましたが特に異常はなし。翌日ももう一度同じ注射を打たなければいけないと言われ、絶望です。
35周0日目(入院8日目)
あと一週間!!!
点滴の量は相変わらず
強い副作用もない。
16時半に昨日と同じ筋肉注射をお尻に。
18時のご飯を食べ終わる頃、また腰と背中がズキズキ。痛い間は喋れないほど痛いけど、収まればなんてことない。19時過ぎまでに何度か痛みがあったけどおさまってきた。顔がほてる!
やはり注射のあと痛みがありました。それでも前日よりはましでした。入院生活もやっと折り返しです。
35日1日目(入院9日目)
昨晩就寝後22時半ごろ、大量の鼻血。
両方から出て来てボタボタ垂れるのでナースコール
血圧が高くなってるうえに点滴の副作用で顔が火照ってるかと思われる
15分くらいで落ち着いたので横になる
朝までアイスノンと濡れタオルで顔を冷やす
もともと鼻血が出やすいので、顔が火照ったせいか大量の鼻血が出てナースコール。アイスノンを持ってきてもらい鼻を抑えて止血しました。この日からそんなに顔が火照ってなくても常にアイスノンで顔を冷やすようにしました。
夜中胸の痛みがあって息苦しい
起き上がったり深呼吸するとちょっとよくなる
マグネシウムがたまってきてるのだろうか…
水たくさん飲んだ
以前よりおしっこの回数が減ってるので、薬が蓄積しているような気はする朝になったらかなりよくなったけど足に力が入らなくてトイレに行くのが大変
ここにきて副作用で少し辛くなってきました。同室の人とのおしゃべりをする気力もなく、テレビや電気がついているのもつらいので、電気を消してずっと寝ていました。

顔のほてりを冷やすためにずっとアイスノンを使っていたからか、首がものすごく凝っていることに気がついた。

マッサージをしたらかなり具合がよくなった。
ご飯の食べにくさも解消!
気をつけなければ

35週3日目(入院11日目)
目を開くと周りがチカチカする
いい感じで夜も眠れた
首のコリがとれてからものすごくいい感じでもまたお腹がはってきた。
薬が体に貯まるとしんどいけど、張りはないので効いてたんだなぁ、と実感。おしっこでだしちゃうとお腹はる心電図、問題なし
水分取りすぎということで制限される
また便秘になりそう

入院している赤ちゃんの泣き声を聞いて思ったこと。

赤ちゃんの泣き声にもいろいろあって、
泣いてても全然気にならない、可愛いなぁって子の泣き声と、
うるさいなぁ…はやく泣き止まないかなぁ…って思ってしまう泣き声の子がいるような気がしてきた。
自分が産んだ赤ちゃんの泣き声に嫌悪感があったらどうしよう…と、ちょっとブルー

35週6日目(入院14日目)
明日でいよいよ36週!
臨月突入。本日入院最後の健診。
明日の朝でウテメリン終了。続いてマグセントも終了。
その後お風呂の予定。
子宮頚管の長さはもうチェックせず。明日までだからとにかく動かずジッとしてなさいとのこと。
入院費、二週間で14万。土曜日の13時までに用意してとのこと。月マタギで二週間だったので限度額認定証があっても結構かかった。ひぇ〜
この日で辛かった24時間点滴とさよならです。入院生活で一番辛かったのは24時間点滴の針をさしっぱなしで生活しなければならなかったこと。それさえなければ快適な入院生活でした。
退院前の診察も問題なかったので退院できることに。
退院までに入院でかかったお金を支払わなければなりません。日曜日に退院にしてもらったので受付が空いている土曜日の午前中に支払いをすることになりました。正確な金額がまだでていなかったので14万円仮に支払い、後日足りれば残りを返金ということでした。
結局かかった入院費は病院によって違うと思いますが参考までに
2月20日〜29日分が 77,040円(限度額57,600円適応、残りは食事ベッド代)
3月1日〜8日分が 66,010円
ということで仮に払った14万円を超えてしまったので退院後に追加で支払いました。
36週0日目(入院15日目)
まちに待った点滴が外れる日!
朝5時ウテメリン終了
あと3時間マグセントのみ。ポカポカする6時から錠剤
3時間おき
8時、朝ごはん後にマグセント終了。点滴の針ぬく。
9時、一週間ぶりのシャワー
10時過ぎ、モニター
がんがん張る
12時、リトドリン
次から2時間おきになる
やっと待ちに待った36週にはいりました。臨月です。でも今産まれても早産になってしまうのです。できれば37週以降に産まれて欲しい。ということで引き続き錠剤のリトドリンを飲みます。
本来ならこの日に退院することもできたのですが、点滴を抜くと張り戻しということがおきてそのまま出産になる人も少なくないらしく、1日入院を伸ばして様子を見ることもできると言われたので是非とお願いして入院を伸ばしてもらいました。(結局お迎えの関係で入院2日伸ばしてもらいました)
36週1日目(入院16日目)
いつもどおり朝5時すぎぐらいから張りが気になる。
3分おきくらいに張ってて今までよりも痛みがある。
6時に見に来てくれた看護師さんに報告。
モニターチェック開始
リトドリンを6時に1錠7時にも1錠
はりはそんなにおさまらない。
マスクをせずに寝たからか、喉痛い。
10時モニターチェック終わり
張っても痛みがなくなった
張り戻しの様子見の日です。定期的な張りはあるものの、陣痛には至りませんでした。
36週2日目(入院17日目・退院日)
いつもだったら張りが気になる時間なのに全く張りが無い!!
生理痛のようなずーんってのはあるけども、今までの張りは何だったんだ…!ドーンときそうで怖い!
9時からモニターチェック
いつもは40分で終わるのに延長
張りはほとんどないものの、赤ちゃんがあんまり元気がないみたい
赤ちゃんが元気があることを確認できないと退院できないということで、午前中ずっとモニターチェックすることに。張りの自覚がないのにモニターの張りがでてることに気づく。
今までの張りと違って、生理痛みたいな痛みのときに数値があがってる。
陣痛きたかなモニターチェック中にドロっと何か出た感じ。トイレに行くと茶色い出血。おしるしっぽい
退院前の最後のモニターチェック。今までの張りが嘘のように全然張らなくなりました。
それと共に赤ちゃんの動きも鈍くなってしまったようで、午前中の退院予定が午後にのびました。
なんとかOKがでて帰宅になりましたが、助産師さんに「胎動が弱いと思ったら夜中でも絶対にすぐに連絡して」と言われて退院することに。
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またしばらく不安な日々を過ごすことになったのです。

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