先日観光雑誌を買ったのでぺらぺら眺めていると、西都原古墳群のページがありました。春は菜の花畑、夏はひまわり畑、秋はコスモス畑がみられる西都原古墳群。実は古墳の中を見学できるところがあるみたいで。梅雨明けしていい天気だったので早速行ってみました。
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ひまわり畑をみたかったのですが…
夏はひまわり畑を見ることができる西都原古墳群、下調べせずに向かってみると…
あれ…きれいに耕された畑が広がっていました。
調べてみると先週の土日が刈り取りDayだったようで…悪天候だったのでどっちにしろ見に行けなかったですね…来年は早めに開花情報をチェックしようと思います。
鬼の窟(おにのいわや)古墳
春に桜を見に行った場所の手前に鬼の窟(おにのいわや)というバス停がありました。その横に入れそうな古墳が…
なんだか左右対称で神秘的に見えます
階段を登ると
周りがぐるっと囲われています
映画「君の名は。」を思い出しました。そういえば今アマゾンプライムビデオで新海誠監督の作品「言の葉の庭」や「秒速5センチメートル」を見ることができます。
ということで中に入ってみようと思ったのですが…
ぴちょん…ぴちょん…という雫の音…一人で行くと、こ、こわい〜〜!
ライトアップされているのですが、外が眩しかったせいかものすごく暗く見えて…
カメラのISO感度の数値をあげて撮るとこんな感じ。奥には石室になっています。この短い廊下のような通りの高さは160cmくらいでしょうか。私はしゃがまなくても通れましたが。ビビり発動で奥まで行けませんでした^^;
鬼の窟の奥にある謎の建物は何?
鬼の窟の周りをぐるっと回っているときに謎の建物(?)を見つけたので近づいてみました。
なんだかお相撲をとる土俵のように見えますが…
第55回全国植樹祭「お野立所(おのだてしょ)」
この建物は平成16年4月25日に第55回全国植樹祭記念式典で天皇皇后両陛下が御着席された「お野立所」です。
と書いてあります。
そしてそのお野立所の前に囲われた数本の木の前は
天皇皇后両陛下がお手植えされた木とのこと。
がお手植えされているそうです。
こんな場所があっただなんて知りませんでした!せっかくなのでそれぞれどんな木なのか調べてみました。
タブノキ…霊(たま)が宿る木を意味する「タマノキ」からきた説がある。花は5〜6月ごろに小さな円錐状に群がって咲く。
オガタマノキ…古来から神聖視され、御神木とされることが多い。3月下旬から4月上旬にクリーム色の花が咲く。
イチイガシ…開花は4月、ドングリは10月頃。ドングリは生で食べることができ、縄文時代から人間の食料となっている。
ヤマモモ…初夏に直径1〜2センチの赤い実をつける。ジャムや果実酒に使われることが多い。
イロハカエデ(イロハモミジ)…春の芽出しと共に深紅の小花が咲く。日本の秋を象徴する木。
ヤマザクラ…日本に自生するサクラの代表。開花と共に若葉を開く。ソメイヨシノが普及する明治時代以前には広く国民に好まれていた。
神話に登場する木や歌に詠まれるなど、古くから日本人に愛されている木が植えられているようですね。またここに訪れるのが楽しみになりました。
第一古墳群にある13号墳
さて今回の目的地、中が見学できる13号墳へ向かいます。近い駐車場へ車をとめます。この建物はトイレ。
駐車場は結構広いし綺麗に整備されているので行きやすいです。平日だったので貸切でしたが…
駐車場の奥にはこんな数の古墳が…地図で見ると13号墳は右上にあります。
なかなかの暑さだったのですが、建物がなく緑が多いからでしょうか。嫌な暑さではなく、いい汗かいたなって感じでした。
道の真ん中で通せんぼされました。もちろん避けて通りました。
ちょっと距離がありましたが無事に13号墳に到着。
上から見るとこんな感じなんですね。
見学ができるのは午前10時〜午後5時までです。
中はこんな感じ。実際は薄暗いライトアップで明るい外から入ってきた直後の裸眼だとよく見えませんでした。
スマホの画面を通して見るとよく見える…便利です。
目がなれるまで中にいればよかったのですが、またもやビビり発動ですぐに撤退しました。
表からは見えませんでしたが裏には手すりがある階段もありました。すごく植物が茂っていましたが、表にある階段が結構急なので怖い人はこちらを使うといいかもしれません。
来た道とは違う道をぐるっと散歩して帰りました。このポコポコした山が全部古墳なんですね〜。
最後に
宮崎県内の学校に通っている人は県内学習などで来たことがある人も多いのではないでしょうか。でも子供の頃ってこんな山みて何か楽しいのかな〜くらいにしか思っていませんでしたが、大人になってみてみるとちょっと感動というか、来てよかったと思いました。
次西都原に行くのはコスモスの時期ですね。今度はシーズンを逃さないようにしないと!
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